出会い

かいけと一緒にアメリカのJに送るプレゼントを選びにサンリオショップへ。
その隣の本屋さんに立ち寄ると、何やら気になる本が目についた。
「すこやかに　おだやかに　しなやかに」　by谷川俊太郎

以前から「しなやかに」は「したたかに」と仲良しの言葉だと思っていた。
でも、「したたかに　しなやかに」は、何やら作為的なにおいがする。
ちょっと肩肘張って、しなやかになろうと努力してる感じ。

だから、この本の題名を見てびっくりした。で、中をぱらぱらめくってみて、
これがまた共感できる。あらあらびっくりと思って、つい購入してしまった。
「すこやかに　おだやかに　しなやかに」の「しなやかに」は、
肩の力が抜けて、自然体でしなやかな感じがする。
何やら気持ちよ～い、自由な感じ。

若い時は「したたかに　しなやかに」も魅力的だと思ったけど、
今は「すこやかに　おだやかに　しなやかに」に共感できる。

あとがきに書いていた谷川さんにとっての「神」の存在についてはまだよくわからないけど。。。
アメリカでよく「宗教は？」と聞かれたとき、いつも私は
「やおよろずの神を信じてる。太陽にも水にも木にも土にも、山にも川にも
海にも。身の回りにいっぱい神様がいると思ってる。」って答えていた。
そういう意味の神様って、Superstitiousというだけじゃないと思う。
谷川さんの言うところの「エネルギー」と相通じるものなのかも？