娘が学校からお手紙をもらってきました。「行儀がいいとはいえない。男の子を蹴飛ばした。」
次にもらってきたのは「今度は男の子をひっぱたいた。罰を与えなければならない。」
ある日はコートの飾り紐を引きちぎられて帰ってきました。そして、直そうとすると
「直すとまた壊されるから直さなくていい。」と言うのです。
その次にもらってきた手紙には「男の子につばを吐いた。また罰を与える。」
こんなのほかの日本人の人からはあまり聞いたことがありません。特に女の子では。。。
良く話を聞くと、男の子(3人くらい)が娘のことを蹴ったり、引っかいたり、足を踏んづけたりしてくるので、
英語でうまくしゃべれない彼女は殴られたら殴り返し、蹴られたら蹴り返したと言うのです。
担任は、とにかく「彼女のしたことは悪いので罰を与える。」の一点張り。
男の子は先生の見ていないときにするので、英語で言い訳の出来ない彼女だけが罰を与えられるのです。
担任は男の子に原因があると言う親の言い分に耳を貸さなかった上、
いろいろ言ってくる親に対して親がこんなに暴力的だから子供も暴力的なのだなどと言い出す始末。
最終的には、校長先生に話を持って行きました。校長は子供達の周囲のクラスメートに聞き取り調査をしたらしく、
その上、男の子達と娘を呼んで大岡裁きをして下さいました。その結果、
男の子達はみなJ君で、娘と名簿の名前が近くみんな娘と仲良くなりたかったためにしたことだったのだそうです。
小さな男の子が、女の子と仲良くなりたいときにどうして良いか分からずにいじめてしまう。どこの国でも起こりうることなのですね。
しかし、言葉に不自由しているとき、担任の理解が得られないとき、とてもつらい経験になったと思います。
さてさて、校長先生のおかげで男の子達は良い子に振舞うと約束し、それ以来蹴ったりしてこないそうです。
その後娘に聞いたら、肩に触れたりして来るとは言っていましたが。さすがアメリカ、お国柄が違う?
しばらくは口数も少なく、学校のことを話したがらない彼女でしたが、校長先生のおかげでまた元気に登校しています。
英語も少しずつ分かってきているようで、親の発音を直してくれます。今度は親が英語を教えてもらう日もそう遠くないかもしれません。
毎日気をもんで手紙やら電話やら、実際に学校に行ったり、何とも消耗する事柄でした。
そうそう、彼女を評して周囲の大人が言うことには「とても強い。自分の主義主張がはっきりしている。
自分が納得しないことは決して受け入れない。他の子供達と全然違う。子供なのに大人のようだ。」そして、
「母親によく似ている」と言う人も。。。喜んでよいのやら悲しむべきなのか・・・?
つらいことを一つ一つ乗り越えて、成長していると信じたい毎日です。
それが、日本人英語ではないきれいな発音。。。
両親そろって、かいけにレッスンをしてもらう日も遠くないだろう。うんうん。
さて、presidental debatが3回終わりました。
なかなか見ごたえがありました~!ショーとしては面白いです、が、きっとアメリカ国民としては
悩ましいですよね。戦争の行方もどうやらいろんな政治的背景があって、簡単にはやめられなそうだし。
同盟国やら国際社会の背景から演説の額面通りだけではないらしかったり、
両候補の良いところも悪いところもあるし、どっちを選ぶかなぁ~って・・・
日本人としては、やっぱアジア・日本のことを重きを置いてくれる友好的な大統領がいいけど、ね。
それにしても、間接選挙って何か変だよね?直接選挙で大統領が選べたらいいのに。
もちろん、日本も直接選挙で総理大臣が選べたらいいのに。
アメリカに来てから英語のクラスで「移民」について勉強する機会が数回あった。
日本からの移民って、世界のほかの国と比較するとすごく少ない。
日本は決して広い国土ではないし、人口は結構多いのに。
それだけ日本の国が今豊だってことなのかな?それはいいことだけど、国外に向ける視線、
英語力、どうもやっぱり他の国と比較すると足りないのだろうなぁ・・・
もっと英語勉強しなくっちゃ!
2004.10.15
ママ 「どうして分かったの?」
かいけ「聞いたの。」
ママ 「どうやって?」
かいけ「What's Halloween costume?って。答えてくれたよ。」
ママ 「!!!!!」
なんだか、感心しきりのママでした。
同じ日、学校の担任からお手紙が・・・
「かいけちゃんは、よいとは言えない行いをした。きょうは、男の子をキックしていた。」
かいけが言うには、その男の子がやたら近寄ってきたので蹴ったとのこと。
なんだか、頭の痛いママでした。
その後、よ~っく言って聞かせたら、神妙に聞いていましたが・・・。
どうしても言葉が出ないのは分かるけど、だからといって足が出るのは、ちょっと、ねぇ。
2004.10.06
今日から夏休み突入です。ママのお仕事のため、かいけはお友達のおうちで預かってもらいました。
一人っ子なので、お友達と一緒に遊ぶのがとってもうれしい様子。
のんちゃん、のんちゃん一家の皆様お世話になりました。ありがとうございました。
日本語補習校の宿題で「作文」がでました。
ところが、かいけ作文は初めて。しかも、テーマが「自分の長所を生かす」で、
世界平和のために自分の出来ることを書くと言うもの。
かいけ、「わからない・・・」と言って原稿用紙を前にして泣き出す始末。
親があまり手を出すのもどうかと思い、二人して困ってしまったのです。
「先生に、難しくて書けないって言おうか?」と言っても、負けず嫌いのかいけ・・・
「いやだっ!」と。
でも、結局書けませんでした。
日本語で考えて、日本語を書く力、かなり努力しないといけないなぁと思います。
幸い、かいけは読書は好きなので本の音読と読み聞かせだけはしっかりやりたいと思っていますが・・・
2004.6.11
「完全に捨てることの出来るお弁当」を持って来いと言われた。
お弁当は完璧!お茶も、ペットボトルに入れて、と。
ところが、かいけはお茶のボトルを持つのに、ハンカチを周りに巻いた。
飲みきれなかったので、ハンカチごと先生に渡したが、帰ってこなかったと。
多分、捨てられちゃったんだろうとは思うけど・・・
家に帰るなり、かいけ泣きながら必死に訴える。
「ハンカチかえしてほしかったけど、えいごでなんていうかわからなかった。」
「かしわぎほいくえんのそつえんのとき、せんせいからもらったハンカチだったのに。」
母は、胸が痛んだよ。かいけもがんばってるんだなぁって・・・。
早く英語上手になるといいね、かいけ。
2004.5.11
→→→後日談。先生、ちゃんとかいけの分捨てずに取っておいてくれました。
ハンカチは無事戻りました。先生、英語の話せないかいけのこと
ちゃんと注意して見ていてくれたのね。感謝感謝。安心です。
描いていたから、結構簡単だったのです。
しかし、ペンタブレットは日本においてきてしまったので、
今はマウスで描いています。しかし、かいけの描きたいと言う
気持ちはとても強くマウスと必死に格闘!
とても上手に描いていました。どうぞご覧になってくださいね。
http://kaienooheya.xxxxxxxx.jp/Kaike/KaikeTop.htm
2004.4.22
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いつの間にやらかいけは大学生。
全く手がかからなくなり、趣味に邁進中。
ヨガと体作りにすっかりはまりました~
日々マイペースに楽しんでいます♪