発見してしまいました

先日読んだ本について、頂いたコメントから何となく
思い出していたところ、発見してしまいました。
こちらから画像を頂いてきました。

こちら頂いた画像。William Morrisさんの作品。


こちら先日読んだの本「ピストルズ」の表紙。


更にこちらが、上のWilliam Morrisを真ん中でそれぞれ左右反転させてみたもの。
勝手に加工して良いのかな～と思いつつも、好奇心に勝てず・・・。


で、ググってみたら、やっぱりそうだった。
一番下のところに書いてありました。
本読んでる間は気がつかなかったなぁ。
気づかせてくれたもるぽんさんに感謝です

浅田真央 Book for Charity

 
浅田真央さんの本ですが、収益のすべてを
日本赤十字社に寄付するそうです。
先ほどの「浅田真央　さらなる高みへ」と同じ作者さんです。
早速購入しました
ブログパーツも貼っておきます

ピストルズ

 
書評で取り上げられていたので、読んでみた。
前後がわからないと、よく分からない？
最後に出てくるあなたは誰？
きっと凝り性な作者さんなのかも
細かい事が苦手な私には、きつかった。
神町サーガの他の本を読むかと言われれば、手は伸びないかな…

刹那

図書館に予約していたけど、いつ届くか分らない。
そうしたところ、かいけが学校の図書室から借りてきてくれた。
かいけ、Good Job

これはもう児童書ではありませんな。
人生について考えたり、愛情について考えたり、
使命について考えたり、仕事について考えたり。
そしていろいろ悩み、苦悩する主人公たち。
と、読む方もいろいろ考えながらも一気に読んでしまいました。


本編の獣の奏者と比較すると、主人公たちの体温を感じました。
それぞれが人間臭くて、ちょっと身近に感じられます～。

浅田真央 さらなる高みへ

 
震災前に注文していた。
しかし、震災の影響でひと月半近くたっても届かない。
いつ届けられるかもわからないと。
仕方なくキャンセルして、大手Amazonさんに注文し直した。
Amazonさんでも予定通りには届かない。
需要と供給の問題かな。

やっと今日届いて、一気読みしちゃった。
二月近く待って、二時間。もったいない。

浅田選手は、身体能力＋努力する才能を兼ね備えた選手なんですね。
努力することをいとわない、きつい練習も楽しめる、自分で目標を
見つけて、モチベーションを上げていける、いやはや、すごいです。
ますます応援してしまいます。お母さんもしっかりとしていて、素晴らしい。
お姉さんも本当に素敵な方です。紙面には登場しないけど、
お父さんもきっとしっかりした、そして優しい方なのでしょうね。

この本にもし何か足りないとすれば、アルトゥニアンコーチやタラソワコーチ、
ローリー・ニコルさんなど国外の方のインタビューかも。
直接指導や振り付けをしてきてくれた方たちの言葉を聞いてみたかったな。

読み終わって何よりももう一度改めてうれしかったのは、佐藤コーチの存在。
本当に今後が楽しみです。ますます伸びていくと思う！
浅田選手の演技には心癒されて、勇気や希望をいっぱいもらえます。
さて、世界選手権。盛り上がってテレビ観戦します！
あ～、でも、フジテレビの解説は本当にむごい。何とかならないものか･･･

心霊探偵八雲

図書館で借りて読みました。人気あるのかいつも貸し出し中。
予約をして借りてくるとすぐ読み終わってしまい、また予約しては借り、
図書館何往復もしちゃいました。
今のところ8巻までとこの外伝一冊。

なんだか不思議と、癖になる作者さんです。
水戸黄門的魅力でしょうか。安心して読めます。
この外伝はちょっと違うテイストで、沁みます。おすすめ！

13階段

 
図書館で見つけて借りました。
なんと、私のホームタウンが舞台じゃあありませんか！
あ～、驚いた。作者は別の地方の出身のようですが。

とても丁寧に書いていると思います。まじめなお人柄なのでしょうか。
死刑制度について、犯罪者の家族について、犯罪者の更生について、等
いろいろなことを考えさせられました。
謎解きも伏線を張ったり、最初から登場人物をそろえて考えさせたり、
ミステリーとしてもなかなか楽しめました。
13階段が掛詞になっていて、奥が深いです。

コンダクター

読み始めは、一文一文で改行してて、読みづらいな～

読んでいくうちにだんだん気にならなくなってきました。

途中でちょっと残忍な感じになってきて、辛いな～と思わせつつ
でも、何となく希望を持たせるような部分も小出しにしてて、
結局一気に読んでしまいました。

なるほど。それがコンダクターか。うまいな。
他の作品も読んでみたくなりました。

アムリタ

化学療法薬に良く似た名前だなと思って手に取った一冊。
ちなみに化学療法薬はアリムタという。
内容は全然関係なかった。当たり前か。

文庫の解説を沢木耕太郎さんが書いているんだけど、
(深夜特急学生の時に読みました～)
｢疾走感｣と｢浮遊感｣と言ってる。なるほどなぁ、そうだなぁ。
｢浮遊感｣の方に共感してみる。

それだけではなく、自分の感情に正直で、プリミティブで濃厚な感じ。
しかしそこに何とも言えないまとわりつくような湿度がある。
死というテーマがべったり張り付いてるからかな・・・。
でも、悲しいという感じはしなくて、力強い。
自分を受け入れて前向きだからかな。

自分の世界が作れるってすごいなぁ。
そしてそれを誰かが読んで喜んでくれるって、不思議なこと。

すべての雲は銀の・・・

英語にもclichéとかsayingと言われるものがある。
日本で言うところの言い習わしとかいう意味らしい。

正式にすべて書くと、
Every cloud has a silver lining.
他に似ているclichéは
Look on the bright side of it.

私はこの作者さんが好きだけど、もしこの人の紡ぐ文章が好きじゃない人がいたとしても、
何となくわかるなぁと思った一冊。

作品の舞台が動くわけで無し、登場人物も限られている。
そして延々と思考の描写が続くわけで、感情移入できないとつらい。
しかし、その描写がとても丁寧で、純粋で、ついつい読んでしまう。
この作者のもののとらえ方が好きなんだろうなぁと思う。
短い本だけど、ほとんど何も起こらない物語なんだけど、
十分濃い一冊です。

物事の明るい面を見て、何事も前向きにとらえ、
寛容な気持ちで生きて行けたらどんなに気持ちいいだろう。